マクロ経済学のおすすめの本を紹介

こんにちは。よもぎです。


先日書いたミクロ経済学のおすすめ本紹介に引き続き、今回はマクロ経済学のおすすめ本を紹介していきたいと思います。

ちなみにミクロ編はこちらからご覧になれます↓

ミクロ経済学のおすすめの本を紹介


入門の入門

経済学を本格的に勉強する前にさらっと経済学の大まかな流れを知っておきたい・・・という人にはこの二冊がおすすめ。この世で一番おもしろいマクロ経済学は漫画で描かれていてとっつきやすい本です。また、スタンフォードで一番人気の経済学入門マクロ編も非常に読みやすい(語彙力)です。ただし、監訳の池上彰氏の前書きは読まなくていいです。

入門編

やはりマクロでも飯田泰之さんの本がおすすめです。この『マクロ経済学の核心』はミクロの方で紹介した『飯田のミクロ』と同時期に企画がスタートした姉妹本です。(マクロの方が5年遅れですが)マクロ経済学の基礎的な理論や流れが大まかに理解できると思います。

初級編

ミクロ同様にマンキュー、スティグリッツ、クルーグマンを推します。やはり分量は多いですが地道に頑張りましょう。中級編で挙げるマンキューマクロⅠ・Ⅱも踏まえるとマンキューを選んでおくと流れが理解しやすいかなと思います。


また、中谷マクロは大学院入試や公務員試験で重宝されているベストセラーです。要点解説・問題集として大竹マクロも発売されています。

中級編

初級編ではIS-LMモデルなどが主なトピックで、現に1970年代くらいまではIS-LMモデルは経済学の主流でしたが、人々の将来の”期待”を取り込んでいないという「ルーカス批判」を得て、現代のマクロ経済学ではミクロ的な基礎づけのある動学的モデルが多数考えられています。(DSGEとか)

中級編では簡単な動学的モデルなどを学べるテキストを紹介します。マンキューマクロⅠ・Ⅱでは動学的AD-ASモデルが紹介されています。また、ソローの経済成長モデルもきちんと網羅されていて非常に読み応えのある内容です。


また、私はまだ読んでいないのですが斎藤他の『マクロ経済学』や二神マクロも人気らしいです。

上級編

上級編は私がまだ到達していない領域です(;´・ω・)
加藤涼の『現代マクロ経済学講義』はDSGEモデルをゴリゴリ学べる数少ない和書です。また、ローマーの『上級マクロ経済学』は大学院進学に当たり橋渡しを担う本で有名なんだとか。

大学院で用いるテキストとして有名なのはLSとSLP。LSに関しては新古典派の立場から書かれているようで、特に不完備資本市場の記述は神懸かっているとか。もうこの辺りになってくると洋書しかないようで(´;ω;`)英語がんばるしかないですね。。。

終わりに

以上、マクロ経済学のおすすめ本を紹介しました。
ちなみに私は今は中級編にあたる金谷マクロの演習をやっております。武隈ミクロの姉妹本…なのかな。ただこの黄色い「新経済学ライブラリ」シリーズは良い本が多くて重宝しています。まだまだ勉強することは多いですがゆっくり頑張らなくてはですね。

また最後に、わたくし金欠すぎてあまり本が買えない状況なので、支援していただけると泣いて喜びますよろしくおねがいします_(._.)_

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