独断と偏見で選出 2021川崎フロンターレ 印象に残る試合TOP3

こんにちは。

4冠こそならなかったものの、連覇を果たした今シーズン。今回はターニングポイントとなった試合や印象に残る試合を3試合紹介したいと思います。

第3位 第30節湘南戦

勝負の5連戦の3戦目。

前半は非常に苦しい戦いを強いられるフロンターレ。15分に谷口の背後にスルスルと入ってきた田中聡に決められ失点。その後も湘南はほぼ完璧と言っていい試合運びで前半を終えます。

ハーフタイムに川崎は橘田・登里・マルシーニョを投入し一転して後半はフロンターレペースに。すると66分に旗手がヘッドでゴール。この後も川崎は攻め込み続けますがなかなか次の一点が生まれません。

90+4分、サイドを広く使ってボールは橘田から家長へ。すると山根がオーバーラップしてこれまで再三家長と対峙していた畑が一瞬寄せを甘くしてしまいます。それを見逃さなかった家長はボールを左足にもってくると精度の高いクロスをゴール前に配給。そこにいたのは70分から足のつっていた知念でした。これが見事にゴールイン、知念は足をつりながらゴールしました。

試合はこのまま終了。2試合連続のAT弾での逆転勝利で等々力は沸きました。

第2位 ACL GS第1戦大邱戦

唯一のACLから選出。4冠を目指すフロンターレにとって、グループステージでの最大の敵は大邱でした。その大邱と第1戦でいきなりぶち当たるとだけあってこの試合に勝てばいきなりGS突破が近づく一戦でした。

試合はフロンターレペースで始まりますが、序盤にカウンターから失点。特に大邱のエジガルとセシーニャの2人が非常に強力で、28分にその2人だけで攻撃を完結させジェジエウがPKを献上。

しかしこのPKをソンリョンがビッグセーブ。これを決められていれば2-0となっていて逆転勝利が難しくなるところでした。まさにチームを救うセーブでした。

40分、ジェジエウがダミアンへロングパス。これをダミアンは浮かべてオーバーヘッド。キーパーが一歩も動けないスーパーゴールを決め同点に追いつきます。

47分、コーナーキックの流れからセシーニャに押し込まれて失点。川崎の守備陣が全員ボールウォッチャーとなってしまいもったいない失点でした。

それでも51分、三笘の仕掛けからダミアン。さらに4分後にはコーナーのこぼれ球からシミッチ。スコアを3-2とし見事勝利しました。

第1位 第32節鹿島戦

堂々の第1位は勝負の5連戦から選出しました。

試合はほぼ鹿島ペース。61分に安西のクロスに合わせたJ・アラーノに決められ1点を追う展開に。

82分、川崎はセットプレーの場面で橘田に変えて山村を投入。この采配がズバリ的中し、そのセットプレーで山村が得点し同点に追いつきます。
1点先制したものの次の1点が遠かった鹿島はこの後防戦一方に。逆に川崎はゴール前でプレーする機会が一気に増えます。

90+4分、宮城がエリア外からシュート。一度はブロックされるもののもう一度ボールを受けると右足一閃。これがネットに突き刺さり土壇場で川崎は逆転勝利をおさめます。

この一戦、宮城はミスも多くなかなか試合に入り込めなかったような気がしたのですが、最後の最後に仕事をしてくれました。この一勝はなんというか、川崎らしくはないですが押し込まれた中での勝負強さを見せつけた試合で、しかも相手が鹿島だったこともあって非常に大きい一戦でしたね。

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