リニアの未着工問題～裏でほくそ笑んでいるのは一体誰？
どうもこんにちは。
昨日、リニアの未着工問題に関する記事を読みました。斉藤国交省はJR東海に対し地元にちゃんと説明しろ云々言ったみたいですが。
まあ今回はこのリニア未着工問題について雑談しようかなぁと思います。
静岡県って、赤石山脈に沿って長野県側にちょこんと突き出ているところがあるじゃないですか。そこは山岳地帯で、リニアはそこをトンネルで突っ切ろうという話みたいなんですが、まあ静岡県としては停車駅もないし、メリットはないですよね。
まあそういうことも影響しているのか、静岡県の川勝知事はリニア建設に対し否定的な立場をとっています。（本人はリニアに反対しているわけではないと語っているようですが・・・笑）一応表向きの理由としては大井川周辺の環境の変化の恐れなどを上げているようですが、有識者会議でまとめた報告では対策を施せば問題ナシと。
そもそも、トンネル工事に出水などのトラブルはつきものですし、トンネル掘削箇所を全部ボーリングしろやみたいなことになってしまえばとてつもない手間がかかるわけで。トンネル工事は掘ってみなきゃわかんないんですよ。
それとじゃあリニア開通による恩恵を比べたらということになれば明らかにリニア開通の方がメリットは大きいわけですし。
ところで、リニアの工事ってめっちゃ遅れているんですよね。静岡県の未着工問題も原因の一つではあるんですが、名古屋駅周辺の地下水の増加であったり、あとは東京五輪のせい（せいと言ってしまってはあれかもしれんけど）でゼネコンが忙しすぎたってのもありますし、まあ様々な要因でリニアの工事って遅れているんですよね。
工事が遅れるとどうなるか。例えば北陸新幹線の金沢～敦賀間の開業が遅れていますが、建設主体の独立行政法人・鉄道運輸機構にまさかの業務改善命令が出たんですよね。まあこれも色々と曰つきな案件ではあるんですが、まあそういうことになる可能性もあると。
そう考えると・・・じゃあ静岡県の未着工問題で誰がほくそ笑んでいるのかというと、建設主体であるJR東海なのかもしれません。なぜなら、工事の遅れを川勝静岡県知事のせいにできるからw
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