マッチレビュー 横浜FM vs 川崎F 2021/12/04

横浜FM 1-1 川崎F

得点者(横浜FM)
74分 前田 大然

得点者(川崎F)
67分 レアンドロ ダミアン

スタメン
Sportsnavi より引用

交代(G大阪)
69分 渡辺 皓太→扇原 貴宏
69分 マルコス ジュニオール→仲川 輝人
83分 ティーラトン→松原 健
83分 喜田 拓也→天野 純
87分 エウベル→水沼 宏太

交代(川崎F)
11分 車屋 紳太郎→山村 和也
45分 マルシーニョ→大島 僚太
80分 脇坂 泰斗→知念 慶
87分 旗手 怜央→小林 悠
87分 橘田 健人→遠野 大弥


いやぁー。1位と2位の対決でダミアンと前田大然の得点王直接対決とだけあって迫力ある試合でしたね。プレミアでも見ている気分になりました。

前回大戦の開幕戦では川崎が2-0で勝ったんですが、当時の川崎には三笘や碧もいましたし、一方でマリノスの攻撃の要マルコスジュニオールが出ていなかったことも踏まえると、今日の試合は厳しくなるだろうなと思っていました。

川崎にとって痛手だったのはジェジエウの怪我に車屋先生の負傷退場。こればっかはどうしようもないのですが、スピードとスタミナがえげつないマリノスの攻撃陣に対し対応しづらかったんですよね。川崎は前線から廃プレスを仕掛けるので結構裏が空いたりするんですがジェジエウのスピードでカバーリングできていました。しかしそのジェジエウが欠場、さらに車屋先生も早々に負傷退場となると…

こうなってくると引いて構えてになるのか、それとも前線から奪いに行くのかでちぐはぐしているような感じになってしまい、実際前半から後半の10分くらいにかけて中盤がぽっかりと空くシーンが散見されたように思えます。前半は本当に酷くて、これでよく点を取られなかったなと思いました。まあそういうあたりも今年のフロンターレのぎりぎりの所での強さなのかもしれません。

後半は大島が入ってきて徐々にボールの流れが潤滑になっていったようでした。大島はまだ少し試合勘を取り戻してないようにも思えたんですが、ダミアンに決定的なパスを配給するなどやはり技術の面ではさすがと思います。90分のプレーが見てみたいところです。

あと、川崎は後半から割り切って結構引くシーンが多くなったように感じたんですが、家長が前線に張ってたのは良かったかもしれませんね。ダミアン一枚だと対峙するDFがチアゴマルチンスで、流石にダミアンと言えども陣地を回復するのは苦労していましたね。後半の立ち上がりは本当に前線にボールが通らなかったですし。家長はコントロールが巧いですし前線に残しておくことで陣地を回復するコースを2つに増やしたんですよね。実際先制点は家長の抜け出し→ダミアンというカウンターから生まれていますし。

同点弾は正直しょうがないですね。フリーキックの場面で家本さん(主審)が笛吹いた瞬間にマリノスはサイドに展開して、川崎は陣形の整ってないうちに取られたという感じですね。レオセアラのシュートは山村がよくブロックしたんですが、こぼれたボールが得点王争いの渦中にある前田大然という…ダミアンからしてみればレオセアラに決められていた方がまだ良かったんですかねw

そしてその後はスコアは動かず1-1のドロー。終盤はマリノスが押し気味に試合を進めましたが、川崎もカウンターで相手のゴールを脅かし続けました。しかし切り替えの早く集中したゲームで本当に見ごたえがありました。


ダミアン、それに前田大然、得点王おめでとうございます。フロンターレファンの私からすれば当然ダミアンの単独得点王に期待していましたが、今シーズン2人ともMVP級の活躍を見せてくれました。

Jリーグアウォーズは明日ですね。当然ながらダミアン・前田大然ともに優秀選手賞の中に入っており、ベストイレブン、さらにはMVPの候補。またフロンターレからはダミアン含め10人が優秀選手賞に選ばれています。MVPは誰になるんでしょうか。個人的にはダミアン、もしくは山根が選ばれてほしいなぁと思います。

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