なんちゅう展開…”槙野劇場” 浦和 vs 大分 2021/12/19
浦和 2-1 大分
得点者(浦和)
6分 江坂 任
90+3 槙野 智章
得点者(大分)
90分 ペレイラ
スタメン
*Sportsnavi より引用
交代(浦和)
72分 キャスパー ユンカー→宇賀神 友弥
83分 小泉 佳穂→槙野 智章
83分 関根 貴大→大久保 智明
交代(大分)
72分 小林 成豪→野村 直輝
79分 伊佐 耕平→長沢 駿
79分 小出 悠太→松本 怜
凄い試合を見させてもらいました。。。いやぁ、槙野劇場。
先制したのは浦和。試合開始直後は大分のプレスが全くと言っていいほどハマらず、浦和に押し込まれる展開に。6分に左サイドから奪えそうで奪えないバタバタとした状況から、ドフリーの江坂にボールが渡りシュート。これが決まって大分はいきなり出鼻をくじかれることに。
大分としては川崎戦同様、守って守って一点取るorPK戦まで持ち込むというのがプランの一つとしてあったと思うんですが、いきなりそれが崩れる形に。
ただその後の大分の盛り返しが凄かったですね。下田・町田・小林(裕)・渡邉は最初ダイヤモンド型だったのですが、途中から4-4-2のような形に変更。フロンターレにも所属した下田と小林が巧くボールを引き出し、縦パスがどんどん入っていきました。
後半に入っても大分ペース。コーナーキックで下田が浦和GK西川の前にきわどいボールを入れるなどセットプレーでもチャンスを創出しました。
守っては70分、江坂が抜け出し高木と1対1に。一旦はGKをかわしたように見えたものの、高木が必死の戻りでビッグセーブ。直後のコーナーでもオフサイドに救われ、流れは完全に大分にあるように見えました。
90分、身長のある長沢も投入しパワープレー気味だった大分。そんな中下田の右足のクロスに合わせたのはペレイラ。なんと川崎戦同様土壇場で同点に追いつきます。この流れからして大分が勝つんじゃないかと思いました。
何しろ浦和は選手交代でユンカー、小泉、関根を下げていて、完全に守り切る構えを見せていました。同点に追いつかれた時、「セットプレー以外どうやって攻めんだこれ」と思いました。しかしこれがまさかのフラグだったとは・・・(笑)
ペレイラの同点ゴールから3分後のアディショナルタイム3分、CKの流れから柴戸がボレーシュート。これに頭で合わせたのはなんと今シーズン限りでの退団が決まっている槙野智章。なんとアディショナルタイムに2点が動く劇的な展開に!
もう浦和ベンチもサポーターもハチャメチャでイエローカードを貰おうがお構いなし。槙野はユニフォームを脱ぎ喜びを爆発させます。
ゴールセレブレーションが長引いたことでアディショナルタイムは若干長めに取られましたが、試合はそのまま終了。浦和が劇的な形で優勝を果たしました。
内容的には大分が上回っていたように見えたのですが、槙野が全部持っていきましたねぇ・・・あれは凄すぎた。
しかし、準決勝で宇賀神、決勝で槙野と退団の決まっている両選手がそれぞれ決勝点を挙げるという浦和としては最高な形で天皇杯を制しましたね。
浦和の皆さん、おめでとうございます。
そして大分の皆さん、準優勝に終わったとはいえ見ごたえのある試合を見させてもらいました。この勢いそのままに1年でJ1に帰ってきてほしいですね。
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